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なんとな~くやってみるブログ。
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学校が始まったのですが、夏休み中散々ヘタリア(http://www.geocities.jp/himaruya/index.html)を熟読していたせいか、とっても西洋史の授業が楽しいです!!
今まで一番苦手だったのに………
今ルネサンスなので、丁度チビタリアの範囲なのですよ!!
うわぁん、チビタリアの芸術すごいよ!!!
これから大航海時代ですね、アメリカくんが発見されるのですね!!
で、急成長するのですね、アメリカくん…!!!
そう思うときゅんきゅんです。
アメリカ嫌いの私ですが、ヘタリアのアメリカはとぼけながらイギリスにグサッと言うので大好きです(笑)

そんなイギリスですが、今日世界旅行のお話をしていて友達が
「イギリスの料理は食いもんじゃねぇ!!( ̄△ ̄;)」
と発言。
ファーストフードすらマズイらしい、どんなんなんだ(笑)
やっぱり私はヘタリアかフランスのお兄ちゃんかスペインのお兄ちゃんとこに行きたいですVvv(明らかに料理で選んだな)

それでもやっぱりアジア贔屓な私は、ヘタリアの中国が楊貴妃に翻弄される話が見てみたいなぁと思ったり……
楊貴妃のためにクソ遠いとこからライチ運んだり、体臭消す薬作ったり、屋根の上から水が流れ落ちるようにしたりと、苦労人してる中国くんが見てみたいです(笑)
いや、この前の落書きで苦労してる中国くんが思いの他可愛い事に気付いちゃった…!!<おちつけ
またはマリーアントワネットの「パンが無ければお菓子を食べればいいじゃない」にフランスのお兄ちゃんがどう反応するか…
とかでも良いなぁ……<マテ
フランスのお兄ちゃんがイタリアやイギリス相手に困ってる姿見るのも好きです(笑)


ところで、無くしてしまったと思っていたMIDIファイルを見つけてものすごいハイテンションになっております。
http://rosemarry.ciao.jp/
のサイト様の「Kirsch bl≒te」の元曲となっている「桜風」のMIDIファイル。
むか~しオリジ小説サイトにて使わせてもらっていたのですが、超懐かしい…!
ってことで、ボチボチ書き進めているオリジ小説に熱が入り、急激に進んでおります。
まぁテツというキャラを作ってしまったために世界設定が大幅に変わり、それにともない物語自体も跡形もなく変わってしまったのですが…(笑)
良い変更だと思います、とっても深い話になってきた。
というか、小説の中で伝えたいものがちゃんと見えてきた…!
テツ自体は小説には出さないのですが(出したいけどククとの時間設定の関係で無理…!)シュウをメインで出す事にしました。
シュウにつけた過去設定がこんな所で役に立つとは…!!(笑)
テツは名前だけ登場…というか名前だけ拝借されてるっていう……

以下追記で小説抜粋してみます。
世界設定の部分すっ飛ばしてるので訳が分からないかも…(^_^;)
それでもテツの過去(シュウが語ってる事はテツ自身は微塵も気にしてない…というか半分以上は気付いてない事なのですが)が少し分かるかなぁと。

シュウは笑みを浮かべながら立ち上がる。そして箪笥から着物を取り出し、ククにそれを投げてよこした。
「これに着替えてくれ。その服は目立ちすぎる。」
「…………はい………」
ククは白い法衣を脱ぎ、渡された着物に着替える。それはシュウの着物のようでククには大きかったが、シュウは慣れた手つきでその長さを帯で調節してみせた。
「………まぁ、思ったよりは似合うじゃないか。」
「ありがとうございます。」
「少しの間、これで我慢してくれ。」
いいながら、シュウは風呂敷にククの法衣や聖書、そしてブーツを包み、それを抱えてククを見下ろした。
「準備は良いか?」
「………………はい。」
「よし、じゃあ最後に説明するぞ。」
シュウはしゃがみ込み、ククに視線を合わせる。それはなんとも優しい動作。しかし、その黒い瞳は真剣そのものだった。シュウは声のトーンを下げ、静かに呟くように喋り始める。
「これからこの東地区から西地区に移る。説明した通り、二つの地区では文化が相当違う。よって、同じ国だと思わない方が良い。」
「………はい。」
「この地区の間には関所がある。この国の戸籍を持っていないとそれを通る事は出来ない。」
「じゃあ僕は………」
「よって、ククには偽名を使って貰う。」
「………え?」
ククの瞳が大きく開かれる。
「そんなの…許されるんですか?すぐバレでしまうんじゃ………」
「俺の友達に数ヶ月前にこの国を出て西陸に出た奴がいるんだ…もちろん、政府には無断でな。そいつは戸籍上まだこの国にいる事になってる。」
「…………でもっ…………」
「名は灯火テツ。年は18だ、お前に近い。」
「……………顔は?」
「似ても似つかないが…戸籍だけで顔は分からないさ。」
「…………………………」
「それに、都合の良い事に、テツは西陸人と東陸人とのハーフだ。外見では問題ない。」
「でも僕その人の事知らないし…………」
「俺が知ってる。」
シュウは自信たっぷりに笑って見せた。
「とりあえず、テツと名乗っておけ。年は18、誕生日は3月3日だ。それ以外の事を聞かれたら黙っておけ、俺が答えてやる。」
「……………テツ、ですね………」
「そうだ。その名前、使うからには大切にしろよ?」
「………はい。」
ククが頷きながら言うと、シュウは柔らかく笑ってククの頭をそっと撫でた。その大きな手は優しく、温かかった。しかし、それはククに対しての優しさというよりは、違う方向に向けられた優しさである…ククはかすかにそれを感じていた。
「シュウさん、一つだけ、お聞きして良いですか?」
「何だ……………」
シュウは黒いが決して冷たくはない瞳でククを見つめている。
「何故、僕を助けたのですか?」
その瞳を疑うつもりは毛頭ない。しかし、聞いておきたかった。何故、シュウはこの特殊な国の中で、自分を守ろうとするのか。
少しでも疑いがあるうちはこの人と一緒にいてはいけない。綺麗な気持ちでこの人と向き合いたい。ククのそんな気持ちが伝わったのか、シュウはゆっくりと口を開く。
「………俺の親友…テツが、ハーフだと言っただろう?」
「…はい。」
「この国では外国人への風当たりは強い。テツの父親は西陸人だ、髪の色や瞳の色がこの国の人とは違う。だからあいつは相当行動を制限されて来たし、陰口も言われてきた。」
「…………………」
「しかし、アイツが何をしたって言うんだ?ただ父親が外国人だというだけで、アイツ自身は何も悪い事はしていないんだ。なのに何故政府から監視され、陰口を言われなきゃならねぇんだ?」
「………………………」
「俺はこの国の…この東地区の政府のやり方が嫌いだ。テツは間違いなくこの国で生まれた東陸人なんだ。なのに不自由な思いをするなんて、間違ってる。だから………だから、俺は少しでも政府に刃向かいたいと思ってた。そんな事思っていた時にお前が殺されかけてたから……ごめん…俺はククを利用したのかもしれない………」
「…………シュウさん……」
「行こう、日が暮れる前に西地区に移動したい。」
シュウはククの視線に耐えかねたように立ち上がり、ククに背を向けた。ククはその後ろ姿を見つめた。大きな大きな、背中を見つめた。どんな理由があったとしても、その背中に自分の命を、自分の運命を、乗せてくれようとしてくれるのだと。この国には重すぎる自分の運命をすべて背負おうとしていると、それがククには痛いほどに分かった。
ククは胸に掛けた十字架に手をかけ、静かに口を開いた。
「……………それでも、シュウさんは優しいと思います。」
「……………………クク?」
「テツさんの名前を出した時にとっても優しい顔をするから…シュウさんはテツさんの事をとっても想っているんですね。そんな風に想える相手がいるのは、とっても素敵な事だと思うんです。そんなテツさんの名前を僕に貸してくれた…それだけで、貴方は僕にとって信用に値する人だと思います。」
「………………………」
「それにどんな理由であろうと、僕を守ろうとしてくれているのは事実です。この国でそれがどんなに危険な事であるか…僕もそれくらいは分かっているつもりです。」
「…………………しかし…」
「僕はこの国では右も左も分からないから、シュウさんしか頼れる人がいないんです。だから、シュウさんの存在がとっても心強いんですよ。」
ククはゆっくりと微笑む。シュウはこちらを向いてはいない。それでも、雰囲気だけは伝えられるようにと。自分に出来る精一杯の微笑みを。
「もし神様がいるのなら、シュウさんに出会わせてくれた事に感謝します。そして、殺され掛けた僕を助けてくれたシュウさんの優しさにもっと感謝します。ありがとうございます。」
ゆっくりと、頭を下げる。それを雰囲気で感じ取ったのだろうか。拳を握るシュウの手が微かにふるえた。
「ありがとうを言うのはこっちだ…………」
「いえ……………テツさんのお名前、大事にお借りします。」
「………………あぁ。」
ククにというよりは、自分自身に向かって言い聞かせるように、シュウは相づちを打ちながらふすまを開けて廊下に出た。
「行こう、クク…いや………テツ。なんとしてでも西地区へ行こう。」
「はい…!!」
前を歩くシュウの背中を見つめながら歩を進めた。ククの目にその背中は何倍も大きく見えていた。



実はククはこの前にテツに会っている設定です。
あえてこの場ではしらんぷりしている様子ですね…(笑)
ククは純粋ですが、生き残るために頭の回転は速いようです。
そういう意味でテツのような純粋さはないのかも…<純粋なアホさといいますか
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