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なんとな~くやってみるブログ。
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某所で某方がやっていたのが面白そうだったので、作ってみました。
↓コレで。
http://www.ragnarokcs.com/
うちは和風キャラが圧倒的に多いので作れない子が多かったのですが、ひとまずククっちを……
背中の何かがとっても可愛いです、白いし………パロ?(笑)<多分違う
とりあえずちゃんと男性パーツ使った事を褒めてください…!!!<マテ
ミニスカサンタでテツを作ろうと思いましたが、思いとどまりました。
リツあたりなら普通に出来そうかなぁ…??

で、今日は必死こいて年賀状描いてます。
どうしよう……ナチュラルにテツが………
誰のとこに嫁に行くんですか?と聞きたくなるような格好に……orz
違うの、カタログの白い袴が格好良くて、いつも真っ黒だからたまにはと思って白く塗ってみたの…!!!
別に新年早々女装絵を送りつけるつもりはさらさらなかったのに…!(T△T)
ごめんなさい、新年早々女装?絵が届くかもしれません。
女装じゃないよ、ちゃんと紋付袴のつもりだよ…!!

テツと並べると、リツは相当普通の男の子やってるなぁ…と………
リツは黄色の袴にするんだ…!!(わくわく)
この子は派手な色でも着こなしてくれるのでとっても楽しい♪ヽ(´▽`)/

封神の方はどうしようかなぁ……
オリジと封神のお知り合いって高確率で被ってるからなぁ…(笑)
描くとしたら土行孫…!!!(なぜそこ!?)
なんだかちっちゃい男の子が描きたい気分なんです。
リツとうちの土行孫って顔いっしょだけどね!!!
性格が正反対だから良いのです。
表情もまったく違うしいいんだ…!!<コラ

おまけはちょっと書いてみたもの。
某方が描いてくださったイラストがとっても素敵だったから…♪ヽ(´▽`)/
迷子PTの皆様、息子さん娘さんまたお借りしました。<マテ
お正月終わったらマタドール衣装とか描いてみたいな。



「ねぇ~、テツぴー!!」
「……………」
 兄さんが妙に甘えた声を出して近づいてくる。
ヤバイヤバイヤバイ。
絶対何か良からぬ事を考えてる……ってかさせるつもりだ、俺に。
でも悲しい事に、逃げようと思っても何故か逃げられないんだ。
どうやら、サタン様ことうちの兄さんの声にはメデューサの目と同じ効果があるらしい。
「何…………?」
「これおもしろ………じゃなかった、格好いいと思わない?」
「思わない。」
「テツぷー!!ちゃんと見てー!!!!!」
 兄さんが俺の目の前に雑誌を広げて見せる。
そこには着飾った男性……赤いマントをはためかせている……
それと………牛………??
「うし?」
「闘牛って言うんだって。」
「へぇ~…………」
 聞いた事があるような気がする。
そういえば、この写真の外人さん、俺の親父と同じだ。
いや、顔の感じがさ。
親父と同じ国の人なのかもしれない。
「……………で?」
「赤いマントに反応して牛が寄ってくるんだって。」
 寄ってくるなんて可愛いもんなのか?
むしろコレ、突進してきてるように見えんだけど。
兄さんの目にはこれが可愛らしく寄ってきてるように映ってるらしい。
「でさ、テツプーの髪って赤いじゃん??」
「待って、兄さん…………」
「マントいらずでお得だと思うんだよねー!」
「何が!!!?」
「それに来年イノシシの年でしょ??年賀状に…………」
「兄さん、牛とイノシシ混合するのはやめよう!!?」
 どうしよう、兄さん本気な目だ。
にこにこと綺麗な微笑みを浮かべて俺を見ている。
綺麗、兄さんは綺麗だ、可愛いと思うよ、それは認めよう。
でも俺はそれとは別に、恐怖で凍り付いた。
「あら、テツさん、今度は牛にひき殺されて臨死体験して来ますの?」
 いつから会話を聞いていたのだろう。
シズさんがゆっくりと寄ってきて、にっこりと笑う。
「シズさん………助けて………?」
 シズさんが俺を助けてくれるなんてないんだろうなぁと思いつつ……
地獄に落とされた人間って、どんな細い蜘蛛の糸にでもしがみつこうとするんだ。
きっとそうだ。
俺の表情を見て、シズさんはまたにっこりと笑って見せた。
「テツさん、ご存じかしら?」
「…………何が…??」
「闘牛の牛は赤い色に反応するんじゃないそうですわ。」
「…………………へぇ……?」
 何が言いたいんだ?
もしかして助けてくれる………?
少しの望みを託して、シズさんの顔をのぞき込む。
「ヒラヒラと動くマントに反応するそうですの。」
「…………つまり…何??」
「じっとしていれば、牛に轢き殺される事はないのでは…??」
「………………えぇっと……」
「私からのアドバイスですわ。まぁ、少し風が吹いてそのやたら目立つ赤い髪の毛がちらっと揺れてしまったりなんてしたらご愁傷様…ですけれども。」
「…………シズさん…………?」
 それって…………
「シズさんは結局兄さんの味方か!!!」
「何を言ってらっしゃいますの?当たり前ですわ。」
「そうだよ!!!当たり前だよ~?ねぇ~!!」
「ねぇ~Vvv」
 二人で手を取り合って笑ってる。
なんでこう……妙な所で気が合うんだろう、この二人は……?
いや、いつも妙な所で意気投合してる人物はもう一人いる訳で……
「もー、先輩も煮え切らない男ですね?」
 固まる俺の背中がぽんと叩かれる。
感じたソレは、明らかに寒気だった気がする。
絶対、気のせいじゃない。
 おそるおそる振り返ると、やっぱりそこにはナルナルが眉をしかめて立っていた。
「ちょっと牛に轢かれるくらい何ですか、死ぬ訳じゃあるまいし!!」
「死ぬよ!!!!」
「死にませんよ、そんなんで死ぬなんて弱っちい人間くらいです!」
「あいにく俺は弱っちい人間なんだ!!!」
「大丈夫です、悪運は強そうですし。」
「いやっ、むしろ運ないぞ!?」
「それに、師匠がいるんですよ?死ぬ訳ないじゃないですか!!!仏様の加護です!!ねー、師匠??」
 ナルナルは伯桜の兄貴に降る。
すると、兄貴は読んでいた本から顔を上げ、小さく首を傾げた。
「…………うん?」
「兄貴!!!?」
 不安だ!!!この人に命預けんのはすげぇ不安だ!!!!
「先輩が死なない程度には、加護してくれますよねー、師匠!!」
「あぁ……………」
 多分今までの会話は耳に入ってなかったんだろう。
俺の顔をチラッと見て、読んでいた本に視線を戻した。
「何かあったらちゃんと助けてやる………と思う。」
「ちょっ…兄貴!!!!俺の顔見て言って!?」
「何だ……?」
 兄貴は再び顔を上げ、俺の目を見つめる。
相変わらず引き込まれそうな……
不思議な魅力を持った目だ。
「あ………兄貴…………?」
「大丈夫だ。」
「……………………………ありがと……」
「多分。」
「ちょっと!!!!」
 なんだってこうこの仏様はあっさり蜘蛛の糸を切ってしまうんだろう。
何の躊躇もなく俺を地獄の底に突き落とす。
「ほらー、伯桜くんもあぁ言ってるしー?」
「じっとしていれば安全な訳ですし……風さえ吹かなければ。」
「何より見ていてとっても楽しそうですしー?」
 地獄の底には三恐がにっこり笑って待っている訳で。
「それに、アイラちゃんにお使い頼んじゃったんですよね、僕。」
 笑顔のままナルナルが言う。
「なんでそこにアイラさんが………?」
「え?もうすぐ帰ってくる頃だと思うんですけど……」
「ただいま。」
 ナルナルの声と、ドアを開ける声が重なる。
ドアの前に立っているのは、でっかい袋を持ったアイラさん。
アイラさんは部屋を見回し、俺に視線を合わせた。
「………テツ殿、身長はどれくらいだ?」
「……180ちょっとだと思う…何で?」
「そうか、ならこれで良いはずだが………」
 アイラさんは持っていた袋をそのまま俺に手渡す。
「………何…?」
「身長180くらいで少し細身の赤髪の男、と言ったら渡された。」
 袋の中身を覗くと……洋服?
ただ、普通の服にしては妙に重い。
「…………ナルナル?」
「僕は用意周到なんです!!!」
「わぁ、ナルルンってばさっすがー!!!」
「テツさん、さっそく着替えてみてはいかがです?」
「善は急げ!」
「思い立ったが吉日!!」
「レッツ闘牛!!!!」
 袋から出てきた金のモールをあしらった黒い豪華な服を見て、一瞬目眩を覚えた。
のも束の間。
すぐさま闘牛場に連行された訳だけど………
 闘牛場までの道のり。
ずーっと本から顔を上げない兄貴の姿に一抹の不安を覚えながら。
…………願わくば、無事に帰れますようにと…
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