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なんとな~くやってみるブログ。
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免許ゲットしましたよーぅ!!!
一回落ちたけど、今回は大丈夫でした!
これで車乗り回せます!
なんて恐ろしい…!!!
でも、大好きなM嶋さん(7回も教わった例の彼だ/笑)が「運転はしてないと技術落ちますからね」と言っていたので、ペーパーにならんように頑張らなきゃ駄目ですね。
まず近所の買い物から始めようと思います。

福井旅行に向けて頑張るぞー!!

あっ、出来れば車は使わない方向でお願いします。
使うならフォローしてくださいませ。
全員厳戒態勢で!何かあったら飛び降りる勢いで!!
いや、飛び降りるのが一番危ないんだけど、それくらいの意気込みで…!!



そういえば、明日から三月なんですね。
二月って短いorzorz
ひなまつりは誰かさんの誕生日なのですが、何も用意してません。
十二単で一応考えてるんですが、赤髪に赤の十二単ってかなりしつこいってかケバいですよね…どうしよう……



えぇっと、今日は何か小説くっつけときます。
あからさまに同性愛なので注意してください…!!
あっ、でも永遠の片想い。
一人こういうキャラ作りたかったんだ…(笑)







俺が初めて好きになった人は

クラスのマドンナでもなく。
可愛らしいと有名な後輩でもなく。
美人で噂の先輩でもなく(そもそも俺は年上は好きじゃない)

好きなアイドルすらいなかった俺が、初めて好きになったのは。

唯一無二の親友だった。



「で、なんでそこで俺に相談するかな!!!」
「………他に相談出来そうなのがいない。」
「ツカサにでも相談すりゃいいだろ!」
「…ツカサだってテツの事が……………」
「だからだろ!絶対成就しない恋なんだから、二人で傷舐めあってろ!!」
 相談を持ちかけたのだが、リツはキッと俺を睨む。
歯に衣など着せないこの後輩の言葉はちくりちくりと俺の心に突き刺さる。
「お前…そこまで言うか……?」
「だってそうだろ?テツは誰かを好きになる事なんてないだろうさ。自らそうやって戒めてるんだから、それは絶対!!その意志はヘタレなシュウの力なんかじゃ何したって動かないよ。そしてなにより…」
 リツは俺を正面から見つめ、大きく息を吸い込み。
「お前もテツも男だろー!!!!?」
 そうだ。
一般的に真っ先に突っ込むべきはそこだろう。
「何、シュウってそんな趣味あったの?」
「…………たまたま好きになったのが男だった、それだけだ。」
「でも、女の子好きになった事ないんだろ?」
「……………………」
 過去を思い起こしてみる。
過去他人にこんな気持ちを抱いた事などあっただろうか。
いや、ない。
「……………………………」
「ほら、図星だ!あーっ、もう!!!」
 リツは自分の頭をかきむしってみせる。
ふわふわの色素の薄い髪の毛が柔らかく跳ねた。
「俺は他人の性癖をとやかく言うつもりはないけどね。」
「そうだと助かる。」
「うん、でも、テツは駄目だ。」
 リツの瞳が悲しげな光を帯びて揺れた。
こいつは俺を心配している。
やはり、この優しい後輩を相談相手に選んだのは間違いではなかっただろう。
「なんであんなん好きになっちゃうんだよ、ねぇ、友達じゃダメなの?大切な親友じゃダメなの?」
「…それで良いはずだったんだ。ずっとそれで良いと思ってた……なのに…いつのまにか……」
 あいつのすべてが欲しくなっていたんだ。
「テツはシュウの事大好きだよ。親友として一番に慕ってる。家族って言い換えても良いのかもしれない…ねぇ、シュウ…………」
「駄目なんだ。」
 心だって、身体だって。
全部、全部欲しくなっていた。
「望んだって、手に入らないよ。」
「分かってる。」
「我慢するの?ずっと??飽きるまで??」
「多分飽きない。きっと生涯…………」
 俺はあいつを愛し続けるだろう。
これは漠然とした予想だけれど。
「俺はお前の応援は出来ないよ。」
「だろうな。」
「むしろ早く失恋しちゃえって思ってるよ。」
「あぁ。」
「新しい恋、見つけて欲しいって思ってるよ。」
「それはないだろうな。」
「何でだよ……何で………?」
 何故だろう。
何故、アイツなんだろう。
俺にだって分からない。
分からない、分かるのはただ漠然とアイツの事が好きだって事だけ。
「なんで止められなかったんだろう。俺、ずっと分かってた。シュウが自覚する前から、ずっと知ってた。」
「………………………」
「シュウがテツを見つめる視線が、普通と違う事とか。触れる手が微かに震えてただとか、そんなの全部知ってたのに。」
「…………そうか、悪かったな。」
「悪いと思うんならっ…………何で………」
 いつも明るい色のリツの瞳が鈍く揺れる。
俺の幸せを願って、後輩が、目の前で。
泣いた。
「シュウの………シュウの馬鹿ーっ!!!」
 言い捨てて走り去るリツの後ろ姿を見つめる。
リツ自身だって、そうだろう?

 好きになるのに理由なんてないじゃないか。
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