なんとな~くやってみるブログ。
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ぱちぱち拍手ありがとうございますー!
この拍手は生くりーむに対してなのか…??
と思いつつ…うん、深く考えない事にしておきます(笑)
今日の画像はギルバートさん。
過去、ククに物騒な目覚まし時計をプレゼントしてくれたお兄さんです。
ちょっととぼけた感じが面白くて大好きなお兄さんヽ(´∇`)ノ
EMSと言えば、前回の再更新前テツの魅力が20~30上がっていたのですが…
その時遠距離の数値が10ほど、上がっていました。
中距離と近距離は確認しそこねた…!しょんぼり………
あとは、弦楽器作成の際の中攻も、再更新前の方が少し高かったです。
魅力って楽曲系の攻撃や、作成(おそらく強化にも?)関係してるんだなぁ…と……
メモメモ。
魅力もちょこちょこ上げていこうかな。
100くらいは欲しいな、なんとなく(笑)
魅力っていまいちよく分からん能力なんですよね…
召喚系行くなら必要だろうけど、その予定もなく。
だからいつも器用上げちゃうんですけども(笑)
えぇっと、続きはちょっとした小話。
大地蹴がなんかものすごい事になっております、最近。
でもヘタレなんだ、結局手は出してないよ。
親友、家族止まりだよ、一生。<悲
久しぶりに学校に来たテツはひどくやつれていた。
この一週間何も食べてないんじゃないかと思うくらい、痩せていたし。
いつも綺麗なはずの真っ赤な髪の毛はなんだかパサパサしている。
寝てないんだろうか-と言ってもここ一週間、テツの家は真っ暗だったはずなのだが-、足下がふらついていた。
そっとその体を支えてやると、やっぱりその体は軽くなっていて…
何か食べさせてやらなければ。
あと、髪も少し整えてやった方が良いだろう。
「シュウ……あったかい……」
「そうか………」
冷え切った体を暖めるように、そっと抱きしめてやる。
テツの肩が細かくふるえた。
泣いているのか、笑っているのか…
判断に困る顔で、テツは俺を見上げた。
しいて言えば、泣きそうなのを笑ってこらえている…そんな顔だった。
ここ最近、そんな表情しか見ていない事を悲しく思う。
「なぁ、あのさ、シュウ??」
それでも光を失わない翡翠色の瞳が俺を見つめる。
そんな目で見つめられて、俺はどうすれば良いのだろう?
俺は何が出来る?
お前のために……何が??
「頼みがあるんだけど………」
「何だ?」
お前の頼みならなんだって聞いてやる。
俺の出来る範囲の事ならすべて、なんでも。
「シュウって一人暮らしなんだよな?」
「寮生だけどな。」
「うん、でも家事とか出来るよな……?」
「あぁ………ん…そうか、分かった。お前の面倒なら俺が………」
「違っ……そうじゃなくて!!」
なんだ??
家事くらいなら全部やるのに。
掃除洗濯料理、それこそ出来る事なら全部。
「何が違うんだ?」
「違くてその…別に家政夫みたいな事して貰いてぇ訳じゃねぇもん。」
「別に俺は…………」
「良くない!!」
強い光を持った瞳が俺をじっと見つめている。
…俺は何をすれば良い?
「シュウに頼りっぱなしじゃ駄目だ!!」
「…………テツ、お前はそれで…」
「駄目だ!俺今までずっと守られて守られて…ずっと何もしらずに生きてきた。」
「お前はそれで良いんだ、俺がお前を………」
「俺守られっぱなしは嫌だ。誰にも迷惑かけたくねぇんだ、もう誰にも……」
テツはぐっと唇を噛む。
テツを甘やかしてきたのは俺だ。
俺だけじゃない、テツのお袋さんも親父さんもみんな。
テツが笑顔でいればそれだけで良いと、思っていたから。
それだけじゃ駄目なのか?
テツ、お前はそれを望まないのか…?
なぁ、俺は…俺は………
「俺は、お前のために何が出来る?」
「…………シュウ…………」
「俺が出来る事なら何でもする、だからテツ…俺には何が出来る?」
「…………あのな………」
じっと俺を見つめて言葉を選ぶ。
その一挙一動すべてが愛しいはずなのに…
なんで俺はこいつの事を分かってやれないんだろう。
「かじを…………」
「家事??だから俺がお前のも……」
「違うってば!教えて欲しいんだ、俺に。掃除とか洗濯とか料理とか!!」
「お前…………」
俺の着物を掴むその手は音楽家らしい、綺麗な手で。
この手がほこりまみれになったりだとか。
水仕事で荒れたりだとか、慣れない料理で火傷したりだとか。
そんなのを見て、むしろ俺が耐えられるだろうかと。
それは俺のエゴだって事くらい十分すぎるほど理解しているはずなのに。
「俺、そういうの今まで何もやって来なかったけど、頑張るから!」
「どうしてもか?」
「何も知らないけど…家事って一言に言っても大変だって事くらい分かってるけど…!」
「分かってるなら…………」
「でもやりたいんだ!もうシュウにも迷惑かけたくねぇから!!」
「……………そうか、それなら、一つ、条件だ。」
「ん??」
「お前の家に、一緒に住みたい。」
言ってからしまったと思った。
別に俺は下心があった訳でない。
むしろテツがあの広い家で一人でいるのは寂しいだろうと判断しての事だ…本当だ。
しかし、一緒に生活して果たして下心が生まれないと言い切れるか?
俺の理性が切れないとでも………?
答えはおそらく、NO、だ。
それもお前は
「別に俺は構わねぇけど……」
きょとんと俺を見上げ。
「なんかまたシュウに気ぃ使ってもらっちまったな。」
笑う。
俺の心の内なんて気にしないというように。
満面の笑みを俺に向けて。
「一年……いや、二年。二年間かけて家事を教えるから…」
「分かった。」
お前はきゅっと口元を引き締めて。
「ありがと、シュウ!よろしくな!!!」
”親友”に向ける笑顔を、俺に投げかけた。
この一週間何も食べてないんじゃないかと思うくらい、痩せていたし。
いつも綺麗なはずの真っ赤な髪の毛はなんだかパサパサしている。
寝てないんだろうか-と言ってもここ一週間、テツの家は真っ暗だったはずなのだが-、足下がふらついていた。
そっとその体を支えてやると、やっぱりその体は軽くなっていて…
何か食べさせてやらなければ。
あと、髪も少し整えてやった方が良いだろう。
「シュウ……あったかい……」
「そうか………」
冷え切った体を暖めるように、そっと抱きしめてやる。
テツの肩が細かくふるえた。
泣いているのか、笑っているのか…
判断に困る顔で、テツは俺を見上げた。
しいて言えば、泣きそうなのを笑ってこらえている…そんな顔だった。
ここ最近、そんな表情しか見ていない事を悲しく思う。
「なぁ、あのさ、シュウ??」
それでも光を失わない翡翠色の瞳が俺を見つめる。
そんな目で見つめられて、俺はどうすれば良いのだろう?
俺は何が出来る?
お前のために……何が??
「頼みがあるんだけど………」
「何だ?」
お前の頼みならなんだって聞いてやる。
俺の出来る範囲の事ならすべて、なんでも。
「シュウって一人暮らしなんだよな?」
「寮生だけどな。」
「うん、でも家事とか出来るよな……?」
「あぁ………ん…そうか、分かった。お前の面倒なら俺が………」
「違っ……そうじゃなくて!!」
なんだ??
家事くらいなら全部やるのに。
掃除洗濯料理、それこそ出来る事なら全部。
「何が違うんだ?」
「違くてその…別に家政夫みたいな事して貰いてぇ訳じゃねぇもん。」
「別に俺は…………」
「良くない!!」
強い光を持った瞳が俺をじっと見つめている。
…俺は何をすれば良い?
「シュウに頼りっぱなしじゃ駄目だ!!」
「…………テツ、お前はそれで…」
「駄目だ!俺今までずっと守られて守られて…ずっと何もしらずに生きてきた。」
「お前はそれで良いんだ、俺がお前を………」
「俺守られっぱなしは嫌だ。誰にも迷惑かけたくねぇんだ、もう誰にも……」
テツはぐっと唇を噛む。
テツを甘やかしてきたのは俺だ。
俺だけじゃない、テツのお袋さんも親父さんもみんな。
テツが笑顔でいればそれだけで良いと、思っていたから。
それだけじゃ駄目なのか?
テツ、お前はそれを望まないのか…?
なぁ、俺は…俺は………
「俺は、お前のために何が出来る?」
「…………シュウ…………」
「俺が出来る事なら何でもする、だからテツ…俺には何が出来る?」
「…………あのな………」
じっと俺を見つめて言葉を選ぶ。
その一挙一動すべてが愛しいはずなのに…
なんで俺はこいつの事を分かってやれないんだろう。
「かじを…………」
「家事??だから俺がお前のも……」
「違うってば!教えて欲しいんだ、俺に。掃除とか洗濯とか料理とか!!」
「お前…………」
俺の着物を掴むその手は音楽家らしい、綺麗な手で。
この手がほこりまみれになったりだとか。
水仕事で荒れたりだとか、慣れない料理で火傷したりだとか。
そんなのを見て、むしろ俺が耐えられるだろうかと。
それは俺のエゴだって事くらい十分すぎるほど理解しているはずなのに。
「俺、そういうの今まで何もやって来なかったけど、頑張るから!」
「どうしてもか?」
「何も知らないけど…家事って一言に言っても大変だって事くらい分かってるけど…!」
「分かってるなら…………」
「でもやりたいんだ!もうシュウにも迷惑かけたくねぇから!!」
「……………そうか、それなら、一つ、条件だ。」
「ん??」
「お前の家に、一緒に住みたい。」
言ってからしまったと思った。
別に俺は下心があった訳でない。
むしろテツがあの広い家で一人でいるのは寂しいだろうと判断しての事だ…本当だ。
しかし、一緒に生活して果たして下心が生まれないと言い切れるか?
俺の理性が切れないとでも………?
答えはおそらく、NO、だ。
それもお前は
「別に俺は構わねぇけど……」
きょとんと俺を見上げ。
「なんかまたシュウに気ぃ使ってもらっちまったな。」
笑う。
俺の心の内なんて気にしないというように。
満面の笑みを俺に向けて。
「一年……いや、二年。二年間かけて家事を教えるから…」
「分かった。」
お前はきゅっと口元を引き締めて。
「ありがと、シュウ!よろしくな!!!」
”親友”に向ける笑顔を、俺に投げかけた。
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